なぜ、私は【箱屋さん】が好きなのか  〜ソトミとナカミに関する一考察

箱屋さんに行ってきました。
二子玉川にあるBOX&NEEDLEというお店です。
お店にはとても素敵な箱たちがたくさん。
「小物やさん」とか「お菓子やさん」ではなく、「箱屋さん」。
あたらしい!!おもしろい!!:)
ずっと行く機会を見計らっていて念願かなっての訪問でした。



箱—木•紙•竹などで作った、物を入れるための器。
お店でたくさんの「箱」を見るうちに、【ソトミ】と【ナカミ】について考えたので、ここに書き留めておきます。



ここの箱は、本当に可愛いので、飾る目的でも断然オッケイだけど、
「箱」なので、なにかモノを入れるための入れ物、
という役割を担っているものたちがたくさんいました。
ジュエリー用、帽子用、ペン立て用、ティッシュ用、書類用分類用…



私はお店のブログで見て前々から狙っていたジュエリーボックスを1つ購入しました。



写真その1:ジュエリーボック


もう一つ、購入したのは、こちら。

写真その2:マカロン

シンプルな長方形の箱。
『マカロン』と名前が付いていました。
たしかに、マカロンにみえる、よね。
この『マカロン』ちゃん、〇〇用という役割名はありません。
ほんとうにシンプルでしっかりとしたきれいな箱。
ほかにも、長方形だけではなくて、八角形とか、いろんな形の、無目的な「箱」がたくさん。



シンプルな箱をみると、『さて、何入れようかな』という想像力が刺激されます。
これはとても面白い経験でした。
ソトミからナカミを考える、という視点。
このソトミだったら、ナカミはこんなものを入れたいな〜、
とか考えながら、お店の中をうろうろうろうろ。
「箱」というソトミからナカミを考える、といういつもとは違った視点をもらいました。
同じ形の箱たちでも、きっとお客さんによって、入れるナカミは千差万別なんだろうなあ、と思うとわくわく。

私も、この素敵なソトミにふさわしい、素敵なナカミをたくさん詰み込めるようにしたいと思います。

またいこっと。

*お店のリンク*
box and needle
http://boxandneedle.com/index.html 


Another episode**
話は変わりますが、
箱といえば、
学部で幼児教育を学んでいたとき、
こんなモノをつくりました。


一見すると、ただの箱。
でも、開くと『お店』になっています。

保育授業の課題で、みんな箱の中にそれぞれのお店を作ってきて、
箱を並べて街を作りました。
わたしが作ったのは『ぼうしやさん』。
箱というソトミは同じでも、ナカミのお店世界は一人ひとり違う。
とっても楽しい遊びでした。